一般的に親知らずの抜歯はできるだけ若いうちに済ませてしまう方が良いと考えられておりますが、渋谷歯科では年齢関係なく親知らずの抜歯を受付しております。
18歳から20歳前後で親知らずが生えてきますが、いつ抜くのがベストなのでしょうか?
抜かずにそのままにして、いつかの機会にと思われている方が多いと思います。
結論から言うと、親知らず抜くなら20歳前後が1番良いです。その理由を詳しくお伝え致します。
顎の成長は、20代後半まで続きます。
親知らずが残っていた場合は、それだけ、骨も必要になりますので、骨格的にやはり、顎が太くなります。
それに比べて、親知らずを早めに抜いていた場合は、骨が必要ないですので、骨格的に細くて済むわけですね。
顎の成長を考えますと、必要のない親知らずは、早めに抜いた方が、もちろん、良いということになります。また、若い時の方が抜きやすいという理由があります。
女性の場合、妊娠・出産があります。今までも何度も妊娠出産時期に、親知らずが炎症を起こして、苦労をされている患者さんをみてきました。
妊娠出産の際は、赤ちゃんがお腹の中にいるので、薬が飲めません。
妊娠出産の際は、つわりがあるので、歯ブラシを奥まで入れられません。
妊娠出産の際は、ホルモンのバランスが崩れるので、歯肉が炎症を起こしやすく、中途半端に生えている親知らずは、炎症を起こします。
上記の理由から、女性は、妊娠・出産の前に親知らずを抜く必要があります。また、今度でいいやと思っていますと後で困ったことになります。早め早めに抜歯をしましょう。
せっかく若い時から、歯科医院に通って、治したきれいな歯並びも、親知らずが生えてくることで、前に押されます。
前に押されてしまうと、前歯の歯並びが悪くなり、以前の状態に逆戻りということにも、なりかねません。
できるだけ20歳前後で親知らずを抜歯することをおすすめします。
親知らずを抜歯した後の回復力が、若い時は違います。残念ですが、20代前半と30代前半の回復力は、全然違います。やはり傷の治りも若さには勝てません。
これは親知らずを抜いた後の骨の回復力を見ていて、感じるのですが、20代前半の方は、どんどん骨が出来上がってきます。
また、顎の成長も続きますので、余計に回復力があるのかと感じています。
後で大変な思いをするならば、「若いうちに苦労は、買ってでもしろ」と言いますので、抜歯しておいた方が、良いかと思います。
親知らずが真横や斜めに生えてきた時、手前の歯との間に汚れがたまりやすくなります。
歯ブラシで、汚れをとるのも大変ですし、なかなか奥に詰まった食べかすはとれません。
そのために、口臭がひどくなったり、虫歯になったりするわけです。では、フロスの出番となりますが、なかなか親知らずの部分まで指を入れてフロスできる人は少ないです。
このことを考えても、生えてくる20歳前後で抜歯をした方が、虫歯になる前の親知らずで、手前の歯も虫歯ではないですので、健康の状態に戻れます。
生えてきたばかりの親知らずは、歯根が完成していません。
下あごの親知らずを抜歯する時に注意しなければならないのは、下歯槽神経になります。
歯根が完成していない場合は、下歯槽神経までの距離がありますが、歯根が完成してくると下歯槽神経までの距離が近くなります。
神経が近くなりリスクを伴いますので、早め早めに抜歯をおすすめします。
親知らずの抜歯が不安な方、他の医院で抜歯を断られた方、大学病院を紹介された方 まずは一度渋谷歯科へご相談下さい。
経験豊富なドクターが患者様のお悩みを丁寧に伺います。
親知らずの抜歯は、60分と非常に長い時間を予約でおとりします。基本的に60分以上の時間がかかることはありませんが、あらかじめ何が起こっても良いように長めの予約時間にしております。当日のキャンセルや無断キャンセルは、なさらないよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。
キャンセルの場合は3日前までに電話連絡ください。スムーズな親知らず抜歯への皆様のご協力何卒よろしくお願いします。
生え方 | 抜歯費用 | |
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真っすぐ | 初診料約3,200円 + 処置代約1,500円 + 薬代500円 |
約5,200円 |
斜め | 初診料約3,200円 + 処置代約2,000円 + 薬代500円 |
約5,700円 |
真横 | 初診料約3,200円 + 処置代約4,500円 + 薬代500円 |
約8,200円 |