我々歯科医師の中でも、親知らずの抜歯が得意な方と不得意な方と2つに分かれます。
これはお医者さんに内科、外科、産婦人科、整形外科があるように、歯科においても専門があります。
親知らずの抜歯は、口腔外科にあたります。若い頃に口腔外科を通して、親知らずの抜歯を訓練した歯科医師は、その後も非常に親知らずの抜歯に長けています。
しかし、親知らずの抜歯の訓練を受けていない歯科医師は、親知らずが痛いと来院された患者様を大学の口腔外科に紹介しますので、なかなか上達しないということになります。
患者さんが親知らずの抜歯が得意な歯医者かどうかを見極めるには、標榜科目に「口腔外科」があるかどうかを確認してください。
標榜している歯科医院は、ある程度口腔外科に長けていると思います。他に見分ける方法は、インプラントや外科に関する情報がHPに掲載されている事が多いです。
親知らずの抜歯と聞くと「痛い」というイメージが強いのではないでしょうか?
この親知らずの抜歯を少しでも痛みなく抜きたいと思いませんか?
そのためにはどのようにすれば良いか、ご説明したいと思います。まずどんな歯科医師が親知らずの抜歯に長けているかをご紹介します。
親知らずの抜歯をする時に、思った以上に時間がかかったりする時があります。
それは、親知らずの歯の根が曲がっていたり、歯の根が大きかったりする時がありますので、始める前にドクターに「麻酔多めでお願いします」と声をかけておくと、通常よりも多めに麻酔をしてくれると思います。
また、最近では、電動麻酔を用いますので、力をいれることなく麻酔の液を注入することができます。
現在、親知らずの抜歯をする際に通常のレントゲンだけではなく、CTを撮影する事が保険でも認められるようになりました。
CTを撮影する事により、親知らずの根がどのように生えているか?親知らずの生えている方向など様々な情報を得る事ができるようになりました。
これにより歯肉の切開ラインであったり、骨の削合が計画的に少なくすることができますので、痛くなく抜くことができます。
抜歯をする前に戦略を練ることができるのが、CTの一番良い点だと思います。
CTの費用は、約3,500円ですので、患者さんの負担もそんなに大きくないと思われます。
以前は骨のみやマレット(トンカチ)を用いて親知らずの抜歯を行っていましたが、現在は超音波を用いて歯や骨を削ることができますので、以前に比べると楽に抜歯することができるようになりました。
また、超音波は硬いものを振動を用いて切削できて、血管や神経を傷つける必要もないのでそこも利点になっています。
削るという選択肢の中にドリルだけではなく、超音波振動という選択肢が増えました。
親知らずを抜歯した際に、歯肉を切開します。この切開を加えた歯肉をもとの通りに縫合することで、粘膜と粘膜がピタッとくっつきますので、治りが非常に早くなります。
文献では、3日で粘膜がくっついてきますので、ここも非常に重要なポイントになります。
親知らずの抜歯が不安な方、他の医院で抜歯を断られた方、大学病院を紹介された方 まずは一度渋谷歯科へご相談下さい。
経験豊富なドクターが患者様のお悩みを丁寧に伺います。
親知らずの抜歯は、60分と非常に長い時間を予約でおとりします。基本的に60分以上の時間がかかることはありませんが、あらかじめ何が起こっても良いように長めの予約時間にしております。当日のキャンセルや無断キャンセルは、なさらないよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。
キャンセルの場合は3日前までに電話連絡ください。スムーズな親知らず抜歯への皆様のご協力何卒よろしくお願いします。
生え方 | 抜歯費用 | |
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真っすぐ | 初診料約3,200円 + 処置代約1,500円 + 薬代500円 |
約5,200円 |
斜め | 初診料約3,200円 + 処置代約2,000円 + 薬代500円 |
約5,700円 |
真横 | 初診料約3,200円 + 処置代約4,500円 + 薬代500円 |
約8,200円 |