親知らずのしこり

親知らずのしこり

親知らずを抜歯して一安心と思われている患者さんも、その後の腫れで結構ビックリされて、その後のしこりでまたまたビックリされる方が多いのではないでしょうか?今回は、親知らず抜歯後のしこりに関して説明します。

親知らず抜歯後、顎や頬の硬い
しこりの正体?

親知らずを抜歯すると腫れるとは聞いていたけど、頬や顎を触るとしこりのような感触が抜歯して腫れがおさまってからも引き続きあり、触ってもさほど痛みはないですが、へんな感触で触ってしまうという状態が続いていますと患者さんから、質問を受けた事があります。今回は親知らずのしこりに関して、できるだけ詳しくお伝えし
ます。

親知らず抜歯後のしこりの正体は、血液や浸出液の塊のようなもので、別段悪さをするような物ではありません。そのため、抜歯後段々にしこりのようなものは消えて行きます。

また、良く患者さんによっては顎の下のリンパ節を触ってコリコリすると言われる方もいらっしぃます。顎の下のリンパ節は誰でもありますので、親知らずを抜歯した後に、そのリンパ節を触ってコリコリするものができたと勘違いされる方も多いです。

いずれにしても触ってみて非常に硬い骨のような組織でなければしばらく経過観察となることがほとんどです。感染して膿のようなものが出る場合は、抗生物質などを再度服用して経過観察になります。

抜歯をしてお口の中の粘膜がコリコリ硬くなったとおっしゃる患者さんもいらっしぃます。その場合は、瘢痕組織といって傷が治った際にできるケロイド状に治癒した状態なので、時間と共に馴染んで来ると思います。俗に言う突っ張るという現象がこれに当たると思います。

また、良く患者さんによっては顎の下のリンパ節を触ってコリコリすると言われる方もいらっしぃます。顎の下のリンパ節は誰でもありますので、親知らずを抜歯した後に、そのリンパ節を触ってコリコリするものができたと勘違いされる方も多いです。

いずれにしても触ってみて非常に硬い骨のような組織でなければしばらく経過観察となることがほとんどです。感染して膿のようなものが出る場合は、抗生物質などを再度服用して経過観察になります。

抜歯をしてお口の中の粘膜がコリコリ硬くなったとおっしゃる患者さんもいらっしぃます。その場合は、瘢痕組織といって傷が治った際にできるケロイド状に治癒した状態なので、時間と共に馴染んで来ると思います。俗に言う突っ張るという現象がこれに当たると思います。

親知らずのしこりは、いつになったら
治る?

柔らかいしこり:
腫れが治ると共にしこりも徐々になくなってくると思います。期間としては、1〜2ヶ月くらいで消失してきますが、しこりの大きさなどにもよりますので、詳しくは主治医に確認してください。

硬い骨状のしこり:
非常に硬い骨状のしこりは、親知らずを抜歯する際に骨が分離して腐骨となっている状態かもしれません。レントゲンを撮ることで確認できます。この場合、腐骨を除去することで治りますので、主治医に確認してください。

突っ張った形のお口の中のしこり:
いわゆるケロイド状に治癒した状態ですので、突っ張りがとれてくるのは、粘膜に馴染んでからになるので半年くらいの期間がかかる時があります。馴染むまで長い目で見る必要があります。

親知らずのしこりマッサージ

しこりなどのこりは、マッサージというイメージは、日本人なら誰でもそう思うのではないでしょうか?こり=マッサージですが、上記でもお伝えしましたが、コリの正体によってマッサージが有効かどうかが変わって来ます。

血液や浸出液が固まったこりに関しては、ある程度マッサージが有効になりますが、腐骨と呼ばれる骨が固くなったこりは、マッサージをしても効果はありません。また、こりの中でもケロイド状のしこりは、マッサージが少しは、有効かと思います。

それぞれどんなしこりなのかで変わってきますので、主治医の先生と相談してマッサージを行うかどうかを決めて行きましょう。

決して、親知らずの抜歯して直ぐに指をお口の中に入れてマッサージすることだけは、避けましょう。また、再感染してしまうリスクが高くなります。また、温っためたり冷やしたりを繰り返すことは、行わないように注意してください。かえって血流が阻害されて治りが悪くなる事があります。

決して、親知らずの抜歯して直ぐに指をお口の中に入れてマッサージすることだけは、避けましょう。また、再感染してしまうリスクが高くなります。また、温っためたり冷やしたりを繰り返すことは、行わないように注意してください。かえって血流が阻害されて治りが悪くなる事があります。

親知らずのしこり、治る?治らない?

親知らずのしこりは、ほぼ治ります。しこりの種類によって時間がかかる事もありますが、通常は日に日にその状態も良くなって来ます。なので安心して頂いて良いのですが、硬いしこりの場合は、腐骨と呼ばれる骨を取り除かない限り治ることはないので、どちらかなのかを主治医に相談して見極めないといけません。

多くの方が、しこりが気になって連絡して来ますが、往々にして経過観察なる事が多く何か処置を施せば治るものでもありません。

親知らずのしこり治し方!

親知らず抜歯後の硬いしこりで、腐骨と言われる骨を取り除く処置は、局所麻酔で痛みがないようにして歯肉を開いて、腐骨を探し出し除去してきます。場合によっては、骨を削ったりする場合もありますが、多くの場合は、腐骨となっている骨を除去するだけですので、処置後に腫れたり傷んだりすることは少ないです。

親知らず抜歯後の柔らかいしこりは、基本的に経過観察が一般的になるかと思います。積極的に歯肉を開いて中の状態を確認したとしても、原因が血液や浸出液の塊だったりとわからない場合もありますので、積極的に除去することは少ないでしょう。

親知らずの抜歯後に頬を噛んでしまう

親知らずを抜歯してから、食べ物を口の中に入れて噛もうとすると頬も一緒に噛んでしまう現象が起こる事があります。これは、親知らずを抜歯する際に歯肉に切開を加えて、抜歯後に歯肉を縫った際に、歯肉を寄せるという作業を行いますが、それによりテンションがかかるようになり頬を噛んでしまう現象が起こることがあります。

この解決方法は、意外と簡単で縫合した糸を取るだけで頬を噛まなくなりますので、主治医の先生に相談してくだ
さい。

まとめ

親知らず抜歯後のしこりですが、一般的には経過観察する場合が多いです。抜歯をして元に戻るには7〜10日くらいかかりますし、腫れが引いてもしこりが残ることもありますが、積極的に歯肉を再度開くケースは少ないですので、日に日に良くなって来るのを少し長い目で見てあげる必要があります。

主治医のドクターとコミュニケーションをとり、心配な気持ちを少しでも和らげて過ごされるのが1番かと思います。

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※親知らずキャンセルポリシー

親知らずの抜歯は、60分と非常に長い時間を予約でおとりします。基本的に60分以上の時間がかかることはありませんが、あらかじめ何が起こっても良いように長めの予約時間にしております。当日のキャンセルや無断キャンセルは、なさらないよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。
キャンセルの場合は3日前までに電話連絡ください。スムーズな親知らず抜歯への皆様のご協力何卒よろしくお願いします。

一般的な親知らずの抜歯費用
生え方 抜歯費用
真っすぐ 初診料約3,200円 +
処置代約1,500円 +
薬代500円
約5,200円
斜め 初診料約3,200円 +
処置代約2,000円 +
薬代500円
約5,700円
真横 初診料約3,200円 +
処置代約4,500円 +
薬代500円
約8,200円
※親知らず抜歯のリスク・副作用等
  • ①当日に抜歯できない場合がありますので緊急の場合はお電話でご相談ください。
  • ②抜歯後に腫れる期間を考慮したスケジュールを立ててください。 抜いてから4日間は腫れ、通常の状態に戻るには約7日間〜10日間かかります。
  • ③抜歯後2〜3日間は唾液に血が混ざります。 会議や発表、イベントがある場合は予約をお控えください。
  • ④抜歯後ドライソケットなどで痛みが続く場合があります。 ドライソケットになった場合は治るのに10〜14日間かかります。 抜歯前に注意点を詳しくお伝えします。

親知らずの抜歯 治療例